凝固・線溶検査

           


基準値

SRID法

200〜400 mg/dl



検査により何がわかるか

・様々な病態を反映している
・播種性血管内凝固症候群(DIC)に対する抗凝固療法の効果の判定




どのような検査か

フィブリノゲンは肝実質細胞で産生され、約80%が血漿中に存在し、残りは組織中に存在しています。

血液凝固メカニズムの最終段階で、トロンビンによりフィブリンに転換し血液を固まらせるという止血機構の中心的な役割をしているほか、血小板の凝集反応や創傷の治癒機転にも関与しています。さらに、急性相反応物質であることから生体の防御反応に関与しているものと考えられています。

血液疾患のスクリーニングとして検査するほか、フィブリノゲンが増加する病気の経過観察にも利用されます。



どのようなときに検査するか

・出血傾向または血栓傾向があるとき
・止血機能のスクリーニング検査として
・赤沈促進または遅延がみられるとき




疑われる病気

高値の場合

 後天的増加
   感染症、悪性腫瘍、脳梗塞、心筋梗塞、ネフローゼ症候群、糖尿病、ヘパリン
   投与中止後、フィブリノゲン製剤や新鮮凍結血漿(FFP)製剤の投与、妊娠など



低値の場合

 先天的減少
   無(低)フィブリノゲン血症、異常フィブリノゲン血症など

 後天的減少
   @消費亢進:播種性血管内凝固症候群(DIC)、大量出血、蛇毒など
   A線溶亢進:ショック(感電)、血栓溶解療法など
   B産生低下:重症肝障害、L-アスパラギナーゼ投与など



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