
基準値
ビウレット法
6.8〜8.3 g/dl
検査により何がわかるか
・ 健康や栄養状態、肝機能障害を推測できる。
どのような検査か
血清蛋白の多くは肝臓で作られますが(血清蛋白の大部分を占めるアルブミンが肝臓で合成されるため)、その際にはアミノ酸をはじめとするいくつかの材料が必要になります。
よって栄養状態の悪いときには材料が不足しているため蛋白を合成することができなくなり、血清蛋白は低下します。
また、種々の肝機能障害でも蛋白の合成能力が低下するため、血清蛋白も低下します。
血清蛋白は栄養状態や健康状態をみるのに大変重要な検査なのです。
どのようなときに検査するか
・日常初期診療における基本的検査として
・高蛋白血症あるいは低蛋白血症をきたす疾患の存在を疑うとき
疑われる病気
高値の場合
多クローン性:自己免疫疾患、慢性炎症性疾患、肝硬変、悪性腫瘍、
感染症など
単クローン性:多発性骨髄腫、マクログロブリン血症など
低値の場合
栄養不足性:栄養摂取不足、腸吸収不良症候群など
肝障害性:急性肝炎、肝硬変など
蛋白漏出性:ネフローゼ症候群、蛋白漏出性胃腸症など
異化亢進性:急性感染症、慢性消耗性疾患など
体内分布の異常:全身性浮腫、日焼けなど
検査を受けるときの注意
食事による影響はありませんが、服用している薬剤により影響を受けることがあります。使用中の薬があれば事前に医師に報告し、指示に従ってください。
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