生化学検査

Na        ナトリウム    


基準値

電極法

135〜147 mEq/l



検査により何がわかるか

体液水分量の平衡状態を推測できる。



どのような検査か

ナトリウムとは電解質成分のひとつで、血清中の陽イオンの約90%以上を占めます。

主にNaCl(食塩)の形で経口摂取され、からだの水分の保持や浸透圧の調節(酸・塩基平衡)などの働きをしています。

激しい下痢や嘔吐、過剰な発汗などのときには、体の中の水分が異常になくなるため、体内のナトリウムの濃度が上昇し、血液中のナトリウムが高値になります。

また、腎不全などで腎臓の機能が低下すると、尿量が減少し、体内の水分が外へ出ていかなくなるので浮腫(顔や手足のむくみ)になり、体内のナトリウムが水分で薄まって血液中のナトリウムは低値になります。




どのようなときに検査するか

・水代謝異常(嘔吐、下痢、浮腫、利尿剤投与時など)を疑うとき



疑われる病気

高値の場合

  嘔吐、下痢、発汗過多(熱中症)、尿崩症、高Ca血症、クッシング症候群、
  口渇中枢障害など


低値の場合

  腎不全、ネフローゼ症候群、心不全、肝硬変、アジソン病、妊娠中毒症、
  利尿剤・抗生物質投与など



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