免疫・血清学検査とは
血液中に感染によってできた抗体の有無や量を調べる検査で、病気の感染を診断する検査です。
細菌や異物に抵抗する抗体
人間のからだには、もともと体内にない細菌や異物が侵入してくると、それらに抵抗する抗体という物質を作り、からだを守ろうとする働きがあります。
血清中に抗体ができているかどうか、またどのくらいの量の抗体なのかを調べるのが免疫・血清学的検査です。
抗体に反応する抗原を調べる
抗体を作る原因となる細菌やウイルスなど、外部からの侵入物を抗原(アレルゲン)といいます。この抗原が抗体と結びつく現象を、抗原抗体反応あるいは免疫反応と呼びます。
体内に侵入した抗原に対して、それと結びつく抗体を調べれば、病気の感染の有無がわかります。
感染症と免疫異常を見分ける
免疫・血清学的検査は、感染や免疫異常などによる疾患の診断に広く用いられており、感染が主体の炎症なのか、免疫異常が原因で起きた炎症なのか、およその見当がつけられます。
感染主体の病気ではB型肝炎や梅毒などの診断に、免疫異常による病気では、慢性関節リウマチやリウマチ熱などの膠原病の診断に欠かせません。
アレルギー反応検査とは
アレルギー反応検査とは、病気の原因がアレルギー反応の異常かどうか、また抗原(アレルゲン)は何かを調べるための検査です。
アレルギー反応とは
人間のからだには、外から異物(抗原)が侵入すると、それに対抗する物質(抗体)ができてからだを守ろうとする仕組みがあります。一度抗体ができると、後日、抗原が侵入してもその抗体が抵抗し抗原抗体反応を起こすようになっています。
しかし、このようなからだの仕組みも、ときどき異常をきたし、抗体が必要以上に強く抗原に反応したり、必要がないのに抗体ができることがあります。これがアレルギー反応で、その結果、全身のさまざまなところに、発疹、発熱、ショックなどの症状が現われます。
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